デスクワークやスマホの時間が長くなるほど増えてくるのが、猫背や巻き肩などの姿勢の乱れです。
この姿勢不良の大きな原因として見落とされがちなのが、胸の筋肉（大胸筋）の硬さです。
なぜ胸の筋肉が姿勢に影響するのか
胸の前側にある「大胸筋」は、腕を前に出す・内にひねる動きに関わる筋肉です。
この筋肉が硬くなると、以下のようなことが起こります。
・肩が前に引っ張られる
・胸が縮み背中が丸くなる
・巻き肩・猫背が定着する
・呼吸が浅くなる
肩こりや首こりが慢性化する
「姿勢が悪い＝背中が弱い」と思われがちですが、実は前側が縮むことによって姿勢が崩れているケースが多いのです。
大胸筋が硬くなる生活習慣
・スマホ姿勢
・猫背でのデスクワーク
・重たい荷物をいつも同じ肩で持つ
・運動不足
・深い呼吸ができていない
同じ姿勢を長時間取ることで、筋肉が縮んだまま固まってしまいます。
大胸筋をゆるめると姿勢が変わる
胸の筋肉が柔軟になると、肩が自然と開いて背筋がスッと伸びた姿勢になります。
さらに、呼吸が深くなり、自律神経の安定にもつながります。
改善のポイント
・肩の前側を軽く押しながらストレッチ
・深呼吸で胸郭を広げる
・背中・肩甲骨まわりの筋肉も同時にケア
施術では胸筋のリリース＋肩甲骨はがしが効果的
当店の整体や鍼施術でも、大胸筋の緊張をしっかり緩め、姿勢の土台から整える施術を行っています。
まとめ
胸の筋肉が硬いと姿勢が崩れ、肩こり・首こり・呼吸の浅さにつながります。
「背中を頑張って伸ばす」よりも、まずは胸の緊張をゆるめることが効果的です。
姿勢が気になる方は一度、胸筋や肩甲骨まわりの状態を見直してみてください。
鍼灸サロン 悠雲
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